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東京大学 2005年度
後期・理系数学 後期 第1問

問題

とする。上、上を動き、の面積を二等分する。最短のとしとする。

(1) のときを示せ。

(2) の各場合にを求めよ。

(3) の微分可能性、概形、最大値を求めよ。

出典:東京大学 2005年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問

方針

(1)は頂点 を共有する2三角形の面積比を使う。(2)は と置き、 のもとで余弦定理による を最小化する。ただし が線分上にある制約から が生じる。(3)は境界 で左右の値と導関数を照合する。

解答

(1)

である。 は頂点 の角を共有するから、面積比は

が面積を二等分するので左辺は であり

を得る。

(2)

とおく。 なので、その余弦は である。余弦定理と から

また より

すなわち である。

制約がなければ で最小となる。これが を満たす条件は 、すなわち である。このとき

一方 では区間の右端 で最小となり、 だから

(3)

とする。 で両式の値はともに である。左側の導関数は

右側の導関数は

ではどちらも となるので、 は境界でも微分可能である。

とともに0から1へ増加する。、すなわち まで増加し、その後減少する。最大値は

概形は次の通りである。

東京大学 2005年度 後期 第1問の図1