問題
満杯の直円柱タンクが横倒しで、円形断面の最下点の穴から流出する。単位時間の流出量は油面の穴からの高さの平方根に比例し、1時間で半分が流出した。このあと全部流出するまでの時間を、分未満切捨てで予測せよ。
出典:東京大学 1996年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問
方針
円断面の半径を、油面高をとし、体積の高さ微分を水平弦長で表す。流出則と組み合わせて変数分離し、最初の1時間から比例定数を消去する。
解答
円柱の長さを、断面半径を、最下点からの油面高をとする。高さでの水平弦長は
従って油量について
流出量がに比例するので、正定数を用いて
で約して
よって高さからまで下がる時間は
円の対称性により油量が半分のときである。満杯からまでが1時間だから
現在のから空のまでの残り時間は
時間である。これは約時間、すなわち1時間49.7分なので、分未満を切り捨てて