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東京大学 1990年度
文系数学 第3問

問題

を整数, をみたす実数とする。関数

が次の条件(i),(ii)をみたすように を定めよ。

(i) は4個の相異なる実数解をもつ。

(ii) 関数 において極値をとる。

出典:東京大学 1990年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問

方針

導関数は で、 の1次項がない。そこで条件を満たす3つの極値点を作るため、因数分解しやすい を導関数に選ぶ。これにより を決め、最後に整数 を選んで4次式が4個の相異なる実数解をもつことを因数分解で確認する。

解答

条件を満たす一組を構成する。導関数は である。ここで とおくと であり、これは と因数分解できる。したがって極値をとる点は である。

これらを とおくと、確かに を満たす。

次に とおく。このとき であり、因数分解すると である。したがって の解は であり、4個とも相異なる実数である。

以上より、例えば と定めれば、条件(i)、(ii)をともに満たす。