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東北大学 2005年度
文系数学 前期 第4問

問題

2つの曲線が1点で接している.曲線と曲線

によって囲まれる部分の面積が最小となるように実数を定め,そのときのを求めよ.

出典:東北大学 2005年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第4問

方針

の接点の 座標を置き、傾きの一致と値の一致から で表す。すると となり、 は上に凸ではなく下に凸の差ではなく、根を2つもつ2次式として扱える。2つの放物線で囲まれる面積は、差の2次式の根の間を積分して に整理する。最後は中身の2次式を最小化する。

解答

曲線 と曲線 の接点の 座標を とする。接しているので、接点での傾きが等しい。 の傾きは の傾きは だから である。よって である。

また接点での 座標も等しいので である。したがって より である。よって となる。

次に であるから、

である。

2つの曲線が囲む部分は、 となる2つの交点の間にある。2次方程式 の判別式を とすると である。2つの根の差は である。

一般に、根を とすると であるから、面積

である。したがって である。

よって を最小にするには を最小にすればよい。平方完成すると であるから、最小となるのは のときである。このとき であり、面積は である。したがって である。