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東京工業大学 2008年度
後期・理系数学 後期第1問

問題

次の問いに答えよ。

(1) 実数 をみたしているとする。このとき であることを証明せよ。

(2) を2以上の整数とし, 個の実数 および 個の不等式 をみたしているならば, であることを証明せよ。

出典:東京工業大学 2008年度 後期 後期・理系 後期第1問

方針

(1)は差 に直して直接示す。(2)は とおき, を用いて全体の和を部分和 の一次結合として表す。係数の符号と から結論を出す。

解答

(1)

とおく。仮定より であり, である。したがってである。ここで かつ だから

である。よって である。

(2)

とおく。仮定よりすべての について である。またであるから

である。 より である。各 だから右辺は 以下である。したがってである。