問題
に対して関数 , を考える。
(1) , の正負を判定し, のグラフをかけ。
(2) , の正負を判定し, のグラフをかけ。
(3) 正定数 に対して,2曲線 と のグラフが交わるための条件を求めよ。
出典:東京工業大学 2007年度 後期日程 後期・理系 第2問
方針
まず の1階・2階微分を計算し, と から符号を決める。次に と見て, を使って , の符号を判定する。(3)は交点条件を に直し, における右辺の最小値を求める。
解答
(1)
であるから
である。 では かつ なので である。また なので である。よって である。さらに のとき , のとき である。したがって は で単調減少し,上に凸の曲線で,左端で に近づき右端で に近づく。
(2)
であり,(1)より である。したがってであり,, より である。また
であるから,右辺の各項は正であり である。
のとき , のとき である。したがって は で単調増加し,下に凸の曲線で,左端で に近づき右端で限りなく大きくなる。
(3)
交点があることはを満たす があることと同値である。 とおくと,(1)より は の値をすべて一度ずつとる。したがってを満たす がある条件を求めればよい。
とおくと
である。よって は で最小となる。この値を とおくと, であるから
である。ゆえに交わるための条件はすなわちである。