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東京工業大学 2002年度
後期・理系数学 後期第1問

問題

を自然数とする。

(1) 実数 に対して, を求めよ。

(2) 不等式 が成り立つことを示せ。

(3) 極限 を求めよ。

出典:東京工業大学 2002年度 後期 後期・理系 後期第1問

方針

(1)は有限等比和を 倍して整理する。(2)は(1)を から まで積分し,誤差を正の積分で評価する。(3)は(2)で誤差が に近づくことから極限を定積分に帰着し, の置換で値を求める。

解答

(1)

とおく。 であるから, である。したがって である。

(2)

(1)を から まで積分すると, である。よってとなり,求める不等式が示された。

(3)

(2)より, のとき に近づく。ここで とおくと, に対応し, である。したがって である。よって求める極限は である。