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東京工業大学 2001年度
後期・理系数学 第1問

問題

に対して とおく。このとき,次の(1)から(4)を示せ。ただし, は円周率である。

(1)

(2)

(3) は増加数列である。

(4) 無限数列 は増加数列ではない。

出典:東京工業大学 2001年度 後期 後期・理系 第1問

方針

とおく。(1)は与えられた円周率の小数表示から,整数倍した不等式に直して示す。奇数 では となるので, の範囲では が増加することを三角関数の差で示す。最後は を使って, を示す。

解答

(1)

とおく。 であるから,であり,またである。

ここで と同値であり, と同値である。したがってである。

(2)

で, である。よってである。また で, だから である。

(3)

奇数 について, である。

(1)より, では である。 のとき

であるから, で増加する。したがって は増加数列である。

(4)

(1)より である。また も成り立つ。したがって より であり, より である。よって となるので,無限数列 は増加数列ではない。