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東京工業大学 1998年度
後期・理系数学 第1問

問題

実数 に対し

とおく。 のとき が収束するための の条件およびそのときの極限値を求めよ。

出典:東京工業大学 1998年度 後期 後期・理系 第1問

方針

和の各項を でくくり, にリーマン和を掛けた形へ変形する。 上の正の連続関数なので,平均部分は正の有限値へ収束し,発散・収束は主に の指数で決まる。境界 では定積分 を計算し, の場合だけ対数になる。

解答

与えられた式を として書き直すと

である。

関数 で正の連続関数であるから,

であり,この極限は正の有限値である。

したがって,,すなわち のとき である。,すなわち のときはである。一方,,すなわち のときは,正の有限値に収束する平均部分に が掛かるため, となり収束しない。

よって収束条件は である。そのときの極限値は

である。