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東京工業大学 1994年度
後期・理系数学 第2問

問題

自然数 に対して, という形の数を考える。これらの数はいずれも,それぞれ適当な自然数 が存在して という表示をもつことを示せ。

出典:東京工業大学 1994年度 後期 後期・理系 第2問

方針

とおくと である。目標の形は であり,これは逆数側で と対応する。そこで が偶数であることを, が方程式 を満たすことから漸化式で示す。 とし, と選べば, により も必要な平方になることを確認する。

解答

とおく。すると であり, はともにを満たす。

とおく。上の二次方程式より であるからが成り立つ。また である。したがって数学的帰納法により,すべての は偶数の自然数である。

に対して

とおけば, は自然数である。ここで と定める。このとき は自然数であり, だから

である。 より なので,

である。したがって

となる。よって各自然数 に対し,このような自然数 が存在する。