問題
座標平面において,で表される放物線をとする.上の点におけるの接線をとする.ただし,点は軸上にはないものとする.を原点とし,放物線と線分および軸で囲まれた図形の面積を,放物線と接線および軸で囲まれた図形の面積をとする.の最大値を求めよ.
出典:大阪大学 2025年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問
方針
放物線と設定は 軸対称なので,接点の 座標を としてよい。 とおき,線分 の直線と接線をそれぞれ求める。 は で直線 が放物線より上にある面積, は接線が放物線に接するため差が になる面積として積分する。最後は を で最大化し,端では最大にならないことも確認する。
解答
放物線 は 軸対称であり, と も接点を 軸に関して反転しても変わらない。したがって,点 の 座標を としてよい。すると である。
まず,線分 を含む直線は原点と を通るので である。 ではこの直線と放物線で囲まれる部分が であり,
次に, の における接線を求める。 の微分係数は なので,接線 は すなわち である。放物線と接線の差は であるから, 軸と接線と放物線で囲まれる面積は である。
したがって
である。これを とおく。微分すると であるから, で増加し, で減少する。また では であり, が大きくなると は負になる。よって最大は でとる。
最大値は である。