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大阪大学 2003年度
文系数学 第3問

問題

放物線軸の共有点をとし,と直線の共有点を,原点をとする.ただしとする.線分で囲まれた図形の面積と線分で囲まれた図形の面積が等しいときの値を求めよ.

出典:大阪大学 2003年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問

方針

放物線の 軸との交点 と、直線 との交点 をまず式で結ぶ。 から と表し、 で交点の位置を分ける。それぞれの位置関係に合わせて面積を積分で表し、等面積条件を の方程式として解く。

解答

放物線を とおく。 軸との交点は より である。

直線 との交点の 座標 すなわち の2解である。したがって であり、 である。また だから である。 のときは であり、問題では である。

まず の場合を考える。このとき である。左側の面積を 、右側の面積を とすると であり、 である。

ここで を代入して整理すると

となる。したがって となるためには であればよい。この左辺は

と因数分解できる。最後の因子は常に正である。 では なので、許される根は だけである。このとき

次に の場合を考える。このとき である。面積は および である。同じく を用いると

となる。等面積条件から同じ方程式を得るが、その実数根のうち最後の正因子以外から出るものは である。前者は に対応し、後者は を満たさない。したがって では解はない。

以上より、求める値は である。