岡山大学 2025年度
文系数学 第3問
- 試験区分
- 前期
- 対象
- 文系数学
- 分野
- 指数・対数、関数
- 解法
- 置換、相加相乗平均、微分による最大最小、式変形
- 難易度
- 5 / 10 計算量 4 / 10 目安 14分
問題
関数
y=16x+16−x+(2x+1+2−x+1)2−125(2x−1+2−x−1)
について,以下の問いに答えよ.
(1) t=2x+2−xとおくとき,関数tの最小値と,そのときのxの値を求めよ.
(2) 関数yを(1)で与えたtの式で表せ.
(3) 関数yが最小となるときのxの値を求めよ.
出典:岡山大学 2025年度 前期 文系 第3問
方針
u=2x とおくと t=u+1/u であり,まず相加相乗平均で t≧2 を得る。与式を t の多項式に直し,t≧2 上で微分して最小となる t を求め,最後に 2x+2−x=t を解く。
解答
(1)
u=2x とおくと u>0 であり,
t=u+u1
である。相加相乗平均より
u+u1≧2
で,等号は u=1,すなわち x=0 のときに成り立つ。したがって t の最小値は 2,そのとき x=0 である。
(2)
t=2x+2−x とすると
16x+16−x=(2x)4+(2−x)4=t4−4t2+2
である。また
(2x+1+2−x+1)2=(2t)2=4t2,2x−1+2−x−1=2t
である。よって
y=t4−4t2+2+4t2−125⋅2t=t4−2125t+2
である。
(3)
(1)より t≧2 である。g(t)=t4−2125t+2 とおくと
g′(t)=4t3−2125
である。g′(t)=0 より 8t3=125,すなわち t=25 である。g′(t) は t<25 で負,t>25 で正だから,t=25 で最小となる。
したがって
2x+2−x=25
を解けばよい。u=2x とおくと
u+u1=25,2u2−5u+2=0
であるから,u=2,21 である。よって求める x は
x=1,−1
である。