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名古屋大学 2013年度
理系数学 第2問

問題

とし,とおく。

(1) 次の不等式を証明せよ。

(2) 実数の整数部分(となる整数)をで表す。整数のうちで異なるものの個数を求めよ。必要ならばとして計算せよ。

出典:名古屋大学 2013年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

として、対数の増加量を で挟む。(2)ではこの不等式から、 では整数部分が必ず変わり、 では整数部分が1つずつしか進まないことを読む。したがって前半は個数を直接数え、後半は から までの連続した整数部分の個数を、指定された の値で確定する。

解答

(1)

である。したがって である。 では だから、両辺を から まで積分して を得る。よって である。

(2)

まず のとき、(1)より であり、実際には左の不等号が厳しいので である。したがって はすべて異なる。また であり、後で見るように だから、これら99個は 以降とは重ならない。

次に のとき、(1)より である。 は増加関数なので、 は整数を飛ばさずに増加する。

指定された を用いると より である。また より である。したがって から までで現れる整数部分は 個である。

以上より、求める個数は である。