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名古屋大学 2013年度
文系数学 第2問

問題

平面上に同じ点を中心とする半径1の円と半径2の円があり,の周上に定点がある。点はそれぞれの周上を反時計回りに動き,ともに時間の間に弧長だけ進む。時刻において,の位置にあってはこの順に同一直線上に並んでいる。のときの面積の2乗の最大値を求めよ。

出典:名古屋大学 2013年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第2問

方針

座標を と置く。弧長が同じでも半径が違うため、 の偏角は の偏角は になる点が第一の注意である。三角形の面積は の行列式で表し、 として三角関数を整理する。最後は によって 上の4次式の最大問題に直し、端点と微分の臨界点を比較する。

解答

を原点、 とする。点 は半径1の円周上を弧長 だけ進むから偏角は である。一方、点 は半径2の円周上を弧長 だけ進むので、偏角は である。したがって である。 の面積を とする。行列式で2倍の面積を表すと

である。ここで とおくと だから、中身は となる。よって である。 なので であり、 とおけば のすべてを動く。したがって の最大値を求めればよい。 とおくと である。 に入る臨界点は のみである。端点では であり、この臨界点で最大をとる。

このとき であるから、求める最大値は

である。