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九州大学 1983年度
理系数学 第3問

問題

の関数が,それぞれ微分方程式

を満たしている.このとき,次の(1),(2)に答えよ.

(1) 関数で極値3をとる.を求めよ.

(2) (1)で求めたは,任意のに対して

を満たすことを証明せよ.

出典:九州大学 1983年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第3問

方針

微分方程式から と表し、 と置く。 で極値3をとることは、 の二条件を意味するので、これで を決める。(2)は から が単調に増加することを使い、接線との差を表す関数の最小値を調べる。

解答

(1)

を満たす関数は と書ける。また を満たす関数は と書ける。したがって である。 で極値3をとるから である。まず なので また であるから 二つ目の式より これを一つ目の式に代入すると であり、 したがって である。

(2)

まず 任意の実数 について であるから、 は単調に増加する。

固定した に対して とおく。示したい不等式は である。微分すると は単調に増加するので、 のとき であり、 のとき である。したがって で最小となる。さらに であるから、すべての について すなわち が成り立つ。