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京都大学 2009年度
文理共通数学 文系第3問・理系第3問

問題

をみたす正の数で,不等式

をみたすとする.このときの組の範囲を座標平面上に図示せよ.

出典:京都大学 2009年度 前期日程 第2次学力試験 文理共通 文系第3問・理系第3問

方針

底を2にそろえるためと置く。よりであり,不等式はに整理される。そこでに分ける。がともに1より大きい,またはともに1より小さい場合,は片方だけが1より大きい場合である。の条件はから直線で表す。

解答

とおく。であり,なので である。

底の変換公式より であり,また である。したがって与えられた不等式は となる。左辺をまとめると であり, すなわち である。

よって場合分けする。

(i)

のとき。このとき であるから である。が同符号であること,すなわち に対応する。また なので, すなわち である。

(ii)

のとき。このとき分母が負なので であり, である。 に対応する。また すなわち である。

以上より,求める範囲は

または である。ただし である。図示すると,第一象限から直線を境界として除き,同符号領域では2本の斜線の外側,異符号領域では2本の斜線の内側を取る。