問題
を満たす自然数は何個あるか.ただし,である.
出典:京都大学 2005年度 前期日程 第2次学力試験 文理共通 文系第2問・理系第2問
方針
底が10の対数をとると,条件は になる。ここで と直し,与えられた から を得る。あとは分母・分子の上下評価を使って,下限が31と32の間,上限が62と63の間にあることを示し,自然数 の範囲を確定する。
解答
常用対数をとる。 なので,不等号の向きは変わらず である。したがって
を満たす自然数 を数えればよい。
ここで であり,, だから である。与えられた より を得る。
下限を評価する。分子は であり,分母は である。したがって
である。ここで が成り立つので である。よって は でなければならない。
同様に上限を評価する。分子は であるから
である。さらに なので である。よって は でなければならない。また上限は62より大きいので, は上側の不等式を満たす。
したがって条件を満たす自然数は であり,その個数は である。