問題
をで割った余りをとする。(イ) 、。(ロ) すべての自然数で。
(1) (イ)(ロ)のもとでを示せ。
(2) (イ)(ロ)が成り立つの必要十分条件を求め図示せよ。
出典:京都大学 1995年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文理共通 後期 文系・理系第1問
方針
2根へ余り式を代入してを明示し、単調条件を根の不等式へ翻訳する。全での成立条件を根の1との大小で分類してから係数平面へ戻す。
解答
を余り式へ代入すると
従って
(1)
は
と同値である。で割れば
(2)
のもとで上の不等式がすべてので成り立つ条件を調べる。なら、では左辺が0以下・右辺が0以上、ではかつなので常に成り立つ。逆にならであり、条件は
となるが、左辺はで発散するので不可能である。従って根での必要十分条件は
解と係数の関係から、判別式である。大きい根を整理すると、では自動的に成り立ち、ではとなる。正値・判別式も合わせて
これが求める範囲である。第1領域は放物線の下側で放物線を含まず、第2領域は直線以下で直線を含む。