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京都大学 1993年度
後期・文理共通数学 後期 文系・理系第2問

問題

実数に対して,とおく.

(1) を実数とする.方程式が相異なる3個の実数解を持つためにが満たすべき条件を求めよ.

(2) とおく.方程式が相異なる9個の実数解を持つようなの範囲を求めよ.

出典:京都大学 1993年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文理共通 後期 文系・理系第2問

方針

三次関数の極大値・極小値から水平線との交点数を判定する。(2)は を、 の3根を取る3本の方程式に分け、それぞれが3実根を持つ条件にする。

解答

(1)

である。 では は単調増加で、相異なる3実根をもたない。 では で極大値 で極小値 をとる。よって必要十分条件は

(2)

のとき、 の根は

である。したがって が9個の相異なる実根をもつには、3つの方程式

がそれぞれ相異なる3実根をもつことが必要十分である。(1)より

で割ると となる。3本の方程式の解集合は互いに交わらないので、求める範囲は

である。