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京都大学 1991年度
後期・文理共通数学 後期 文系・理系第4問

問題

平面上で次の方程式①を満たす点全体の集合を,②を満たす点全体の集合をとする.

(1) は負でない整数でを満たしている.さらにの定める1次変換に写している,すなわちである.このときを求めよ.

(2) 上の点で座標,座標とも整数であるものは何個あるか.

出典:京都大学 1991年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文理共通 後期 文系・理系第4問

方針

写像後の長さの2乗が の二次形式に一致することから の成分条件を得る。非負整数の平方和を列挙して行列を一意に決める。(2)は行列式1の整数変換が整数格子を全単射にすることを使う。

解答

(1)

の像の長さの2乗は

これが に一致するので

非負整数より

内積が7となる候補は である。前者は 、後者は1だから

(2)

得られた行列は整数成分で行列式1なので、整数格子点を整数格子点へ全単射に移す。従って 上の整数点は、単位円 上の整数点

と1対1に対応する。求める個数は

である。