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京都大学 1987年度
文理共通数学 文系第2問・理系第2問

問題

定数に対して,次のようにの列を作る.

(1) を求めよ.

(2) のとき,を求めよ.

出典:京都大学 1987年度 前期日程 第2次学力試験 文理共通 文系第2問・理系第2問

方針

まず与えられた式を成分ごとの漸化式に直し、 で表す。直接代入すると となり、2回ごとに同じ倍率がかかることが分かる。(1)は から2回分を計算し、(2)は により偶数番・奇数番の両方が0へ近づくことを示す。

解答

与えられた関係を成分で書くと および である。

(1)

だから であり、 である。

次に、一般に2回進めた形を求めておく。まず

同様に

したがって である。

(2)

上で得た関係より である。 のとき すなわち である。

したがって奇数番については であり、 でどちらも0に近づく。また偶数番についても であり、これも0に近づく。よって である。