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京都大学 1987年度
文理共通数学 文系第1問・理系第1問

問題

の3次式

およびの2次式

を考える.(は定数,)
はともにで割り切れるか,または,ともにでは割り切れないかの,いずれかであることを示せ.

出典:京都大学 1987年度 前期日程 第2次学力試験 文理共通 文系第1問・理系第1問

方針

で割った余りだけを比較する。 を用いると、 の余りと の余りはいずれも1次式として計算できる。割り切れる条件は余りの の係数と定数項がともに0になることなので、その条件が両方で同じになることを示す。

解答

で割った余りを調べる。 とみなして計算すれば である。さらに

である。

まず の余りを求める。

の係数は であり、定数項は である。したがって の余りは である。よって で割り切れる条件は である。 より、これは と同値である。

次に の余りを求める。

の係数は であり、定数項は である。したがって の余りは である。よって で割り切れる条件は すなわち である。

以上より、 で割り切れる条件と、 で割り切れる条件はどちらも で一致する。したがって、 はともに で割り切れるか、またはともに では割り切れない。