問題
% 図は省略
立方体を考える。辺,の中点をそれぞれ,とする。辺をに内分する点をとする。ただし,である。,,と表す。いま,4点,,,を通る平面上に点をとり,
(,,は実数)と表す。
次の問いに答えよ。
(1) を求めよ。また,,,をそれぞれ,,,を用いて表せ。
以降,,,,が同一平面上にあるとする。
(2) を,の式で表せ。
(3) 直線と直線が垂直に交わるとき,,をそれぞれの式で表せ。
(4) 直線と直線が垂直に交わり,かつ点が立方体の面上にあるとき,の取りうる値の範囲を求めよ。
出典:横浜国立大学 2025年度 前期 文理共通 第2問
方針
立方体の3辺を基底ベクトルとして座標化する。の成分を並べ,が同一平面上にある条件を,とおいて係数比較する。垂直条件は内積で処理し,最後に面上の条件を調べる。
解答
(1)
点は面上にあるので,方向の係数は1であり,
である。また,
である。
(2)
が同一平面上にあるから,実数を用いて
と表せる。各ベクトルの成分は
である。の係数から,の係数から,したがってである。の係数を比較すると
より,
である。
(3)
立方体の3辺方向は互いに垂直である。直線と直線が垂直である条件は
である。ここで
だから,内積は
となる。したがってである。これと(2)の式を連立して,
を得る。
(4)
点が面上にあるためには
が必要十分である。ではであり,
である。またはこの範囲で成り立つ。さらには常に成り立ち,
であるが,ならこれも満たされる。よって
である。