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東京大学 1998年度
文理共通数学 文科第1問・理科第1問

問題

は0でない実数とする。関数

の極大値と極小値の差が最小となるの値を求めよ。

出典:東京大学 1998年度 前期日程 第2次学力試験 文理共通 文科第1問・理科第1問

方針

まず とおき、 が入る場所を の平行移動成分だけに集約する。導関数は2次式になり、3次関数の極大値と極小値の差は、導関数が負になる区間で を足し合わせることで求められる。したがって、極値を直接代入するのではなく、導関数の2つの零点 とその間隔 を求める。最後は差が の増加関数になることを確認し、 を解く。

解答

とおく。すると である。これを展開して微分すると となる。 の2つの解を とする。解の公式より である。よって である。

導関数 は上に開く2次式であり、 では負である。したがって で極大、 で極小をとる。極大値と極小値の差は である。また だから、 とおき、 とすれば

である。したがって

となる。

これは が小さいほど小さく、最小になるのは のときである。すなわち であり、 なので両辺に を掛けて を得る。よって である。