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東京大学 1981年度
文理共通数学 文科第4問・理科第4問

問題

実数と,空間の点を与えて,つぎの4条件をみたす点を考える.

(イ)

(ロ) 2点を通る直線と,を通り軸と平行な直線のつくる角は

(ハ) 2点を通る直線と,を通り軸と平行な直線のつくる角は

(ニ) 2点を通る直線と,を通り軸と平行な直線のつくる角は

このような点の個数を求めよ.また,が1個以上存在するとき,それぞれの場合について,の値を,を用いて表せ.

出典:東京大学 1981年度 前期日程 第2次学力試験 文理共通 文科第4問・理科第4問

方針

条件(ロ)(ハ)は、点 を頂点とし鉛直方向と角 をなす円すい面の方程式に直す。2式を引くと が出るため、残りは だけの問題になる。条件(ニ)は であり、 と置いて の2通りを調べる。正の の個数を、 を境に分類する。

解答

条件(ロ)を考える。点 を通り 軸に平行な直線の方向は鉛直方向である。直線 がその方向となす角が であるから、 の水平成分の長さと鉛直成分の長さが等しい。 なので である。同様に条件(ハ)から を得る。

2つの式を引くと であり、したがって である。これを上の式に代入して を得る。

次に とおく。条件(ニ)は、点 から見た水平距離が に等しいことを表すので、 と合わせて である。

まず 、すなわち のときは である。よって となり、 より である。この場合、点 は1個である。

以下 とする。 の場合、 より である。 の場合は より である。 では、どちらの式も正の解を1つずつもつ。 を用いて整理すると、対応する である。したがって点は2個である。 のときは、 から となり を得る。 からは となり正の は得られない。よって点は1個で、 である。 では、正の解は の式から2つ得られる。整理すると である。したがって点は2個である。 のときは重なって だけを得るので、点は1個である。 では正の解がないので、点は存在しない。

以上を と戻してまとめると、

である。