問題
を負でない整数とする。以下の問いに答えよ。
(1) を満たす負でない整数,,の組の総数を,とのそれぞれの場合に求めよ。
(2) を満たす負でない整数,,の組の総数を,を用いて表せ。
(3) を満たす負でない整数,,の組の総数を,を用いて表せ。
出典:東北大学 2017年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文理共通 後期 文系第4問・理系第5問
方針
とおくと,等式ではが決まり,の個数は通りである。したがっての範囲をとして和を取る。(3)は(2)で得た等式の場合の個数をからまで足し上げ,の偶奇で整理する。別解として,不等式に余りの変数を入れてを直接数える方法もある。
解答
(1)
とおくと,等式は となる。が決まればであり,は の通りである。 のときはであるから 通りである。のときもであるから 通りである。
(2)
とおくと,は を動く。したがって総数は である。すなわち,またはのとき,いずれも 通りである。
(3)
(2)の結果を,右辺がの場合について足し上げる。 のとき,右辺の場合との場合の個数は同じ である。よって総数は
である。ここで を用いると,総数は である。 のときは,,,,の各組で個数が等しいので である。
別解。に対して,余りをとして とおく。を固定するとは通り,を満たすは通りである。したがって を計算しても同じ偶奇別の式が得られる。