東北大学 2013年度
文理共通数学 前期 文系・理系第2問
- 試験区分
- 前期日程 第2次学力試験
- 対象
- 共通
- 分野
- ベクトル
- 解法
- 内積の利用、ベクトル成分計算、体積計算
- 難易度
- 5 / 10 計算量 5 / 10 目安 —
問題
四面体OABCにおいて,OA=OB=OC=1とする。
∠AOB=60∘,∠BOC=45∘,∠COA=45∘とし,a=OA,b=OB,c=OCとおく。点Cから面OABに垂線を引き,その交点をHとする。
(1) ベクトルOHをaとbを用いて表せ。
(2) CHの長さを求めよ。
(3) 四面体OABCの体積を求めよ。
出典:東北大学 2013年度 前期日程 第2次学力試験 文理共通 前期 文系・理系第2問
方針
垂線の足 H は面 OAB 上にあるので、OH=xa+yb とおく。CH が面 OAB に垂直であることを、a と b の両方との内積が 0 である条件に直す。高さ CH は OC2=OH2+CH2 から求め、体積は底面 △OAB と高さで計算する。
解答
(1)
OH は面 OAB 上のベクトルであるから、OH=xa+yb とおける。与えられた角度から
a⋅b=cos60∘=21,b⋅c=c⋅a=cos45∘=22
である。 CH が面 OAB に垂直であることは、
と表せる。したがって 22−x−21y=0,22−21x−y=0 である。両式を解くと x=y=32 を得る。よって
である。
(2)
OH2 を内積で計算すると、
OH2=32a+32b2=92+92+2⋅92⋅21=32
である。CH⊥OH であり OC=1 だから、直角三角形 OCH において CH2=OC2−OH2=1−32=31 である。したがって CH=33 である。
(3)
底面 △OAB の面積は
21⋅OA⋅OB⋅sin60∘=21⋅1⋅1⋅23=43
である。高さは (2) の CH なので、四面体 OABC の体積は 31⋅43⋅33=121 である。