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東京工業大学 2004年度
後期・理系数学 第2問

問題

を2以上の偶数とする。2つの曲線 について,次の問いに答えよ。

(1) において,ただ1つの点 で交わることを示せ。

(2) の交点の個数を求めよ。

(3) のときの極限の位置を求めよ。

出典:東京工業大学 2004年度 後期 後期・理系 第2問

方針

負の交点は とおき, の解の一意性で示す。正の交点は の増減を使って, の正の解が2つあることを示す。最後に負の交点を と表し,方程式から を挟んで示す。

解答

(1)

での交点を調べるため, とおく。 は偶数なので であり,交点の条件はである。両辺の対数をとるととなる。

とおくと, である。したがって は単調に増加する。また であるから, にただ1つの解をもつ。よって にただ1つの交点 がある。

(2)

では,交点の条件 と同値である。 とおくとであるから, で増加し, で減少する。また ,最大値は である。

かつ は偶数なので, である。したがって方程式 は正の範囲に2つの解をもつ。実際その一つは である。さらに (1) の負の交点が1つあり, では で交わらない。よって交点の個数は 個である。

(3)

(1)の負の交点を とおく。ここで であり,を満たす。したがってである。右辺は に近づくので, である。

また,十分大きい では だからとなり, である。したがって は点 に近づく。