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大阪大学 2026年度
文理共通数学 文系第2問・理系第2問

問題

空間内に4点があり,である.また,である.を正の実数とし,点をみたす点とする.点をみたしていて,さらに4点は同一平面上にある.とおく.

(1) を用いて表せ.

(2) 実数の範囲を動くとき,を最小にするの値と,の最小値を求めよ.

出典:大阪大学 2026年度 前期日程 第2次学力試験 文理共通 文系第2問・理系第2問

方針

と置き,2つの内積条件から を決める。次に, が同一平面上にあることを と表し, を求める。得られた について,内積表 だけが交差項を生むことに注意して長さの2乗を計算し, の平方完成で最小値を求める。

解答

(1)

条件より

である。 は同一平面上にない3方向を表すので, と表せる。このとき

であるから,2つの内積条件より を得る。

一方, である。 が同一平面上にあるので,ある実数 を用いて

と書ける。係数を比較すると である。 より であり,また より である。 を代入すると すなわち である。よって となる。したがって であるから となる。ゆえに である。

(2)

(1)で得た式を用いる。 のどちらにも垂直で, であるから

ここで とおくと, より であり となる。したがって最小となるのは すなわち のときである。このとき だから, の最小値は である。以上より,求める の値は である。