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大阪大学 2015年度
文理共通数学 文系第1問・理系第2問

問題

実数を満たすとき,不等式

が成り立つことを示せ.

出典:大阪大学 2015年度 前期日程 第2次学力試験 文理共通 文系第1問・理系第2問

方針

平方根が非負であることを保つため、まず から と置く。角を に取れば とでき、与式は加法定理で にまとまる。別解として、与式そのものと から引いた式がどちらも平方になることも確認し、上限・下限の理由を二重に押さえる。

解答

与えられた式を とおく。 であるから、

と表せる。同様に

と表せる。この範囲では であるから、

である。

これを に代入すると

となる。したがって、任意の実数 に対して であるから、 が成り立つ。

別解。三角置換を使わず、平方の形だけで示すこともできる。まず

である。よって である。

また

である。よって 、すなわち である。したがって同じく が従う。