岡山大学 2023年度
文理共通数学 第2問
- 試験区分
- 前期
- 対象
- 文理共通類題(文系第2問・理系第1問)
- 分野
- 数列、指数・対数
- 解法
- 漸化式の変形、範囲評価、計算整理
- 難易度
- 3 / 10 計算量 3 / 10 目安 10分
問題
数列{an}をa1=1,an+1=7an(n=1,2,3,…)で定める.以下の問いに答えよ.ただし,log102=0.3010,log103=0.4771,log107=0.8451とする.
(1) anが89桁の整数となるとき,nを求めよ.
(2) nを(1)で求めたものとする.anの1の位の数字を求めよ.
(3) nを(1)で求めたものとする.anの最高位の数字を求めよ.
出典:岡山大学 2023年度 前期 文理共通 第2問
方針
漸化式から an=7n−1 を得る。桁数は常用対数で指数 n−1 の範囲を調べ,1の位は周期4,最高位は常用対数の小数部分で判定する。
解答
(1)
漸化式より
an=7n−1
である。an が 89 桁である条件は
1088≦7n−1<1089
である。常用対数をとると
88≦0.8451(n−1)<89
である。104⋅0.8451=87.8904,105⋅0.8451=88.7355,106⋅0.8451=89.5806 より,n−1=105 である。したがって
n=106
である。
(2)
このとき an=7105 である。7m の1の位は 7,9,3,1 を周期 4 として繰り返す。105≡1(mod4) より,1の位の数字は 7 である。
(3)
log107105=88.7355 である。log105=0.6990,log106=0.7781 だから
log105<0.7355<log106
である。よって 5<100.7355<6 となるので,最高位の数字は 5 である。