問題
座標空間における次の3つの直線,,を考える:
は点を通り,ベクトルに平行な直線である.
は点を通り,ベクトルに平行な直線である.
は点を通り,ベクトルに平行な直線である.
を上の点として,から,へ下ろした垂線の足をそれぞれ,とする.このとき,を最小にするようなと,そのときのを求めよ.
出典:京都大学 2014年度 前期日程 第2次学力試験 文理共通 文系第3問・理系第1問
方針
点 を直線 上のパラメータ で表し、垂線の足 をそれぞれ直線 上のパラメータで置く。垂線条件は「結ぶベクトルが直線の方向ベクトルと直交する」ことなので、、 から足を決める。最後は が の2次式になるため、平方完成により最小値とそのときの を求める。
解答
点 は 上にあるので とおく。
まず、 上の点を とおく。 が から に下ろした垂線の足であるためには、 が の方向ベクトル と垂直であること、すなわち が必要十分である。ここで だから である。したがって となり、 である。このとき より
である。
次に、 上の点を とおく。垂線条件は である。ここで だから である。したがって となる。よって であり、 だから
である。
したがって
となる。これは のとき最小である。したがって求める点は であり、そのときの値は である。